事業概要

「すべての子どもたちに読書の喜びを」をテーマに、「子ども文庫助成事業」と
「電子図書普及事業」を通し、青少年の読書環境向上に努めています。

子ども文庫助成事業

地域の子どもたちに対し、篤志をもって読書啓発活動を行っている民間団体及び個人が対象です。1975(昭和50)年から開始し、時代の変化に対応しながら、「病院・施設子ども読書活動費助成」「子どもの本100冊助成」などのプログラムを加え、充実を図っています。
2021(令和3)年度までに、延べ2,595件(海外を含む)の子ども文庫等に対し、約11.6億円の支援を行いました。
2014(平成26)年からは、公益社団法人シャンティ国際ボランティア会の「絵本を届ける運動」に参加し、日本の絵本に現地語に翻訳したシールを貼り、東南アジアの子どもたちに絵本の楽しさを伝えています。

子どもの本100冊助成図書リスト

当財団が選書した550冊の図書リスト(小学校低・中・高学年向けの図書セット(各100冊)、乳幼児向け図書セット(100冊)、150冊リスト)を掲載しております。

2023年度 子どもの本100冊助成図書リスト

電子図書普及事業

障害があるために、紙の本では読むことが困難な子どもたちへの読書支援を目的に、2010(平成22)年より開始しました。児童書を電子図書の国際規格であるマルチメディアDAISYに編集し、「わいわい文庫」と名付け、全国の学校、図書館、医療機関等の団体に無償で提供をしています。
また、障害のある子どもたちへ読書支援ができる人材の育成を目的に、全国の図書館と協力して「読書バリアフリー研究会」を開催しています。研究会は、広く市民の皆様に読みの障害となる様々な原因の理解と、それを解消する機器や支援方法について学ぶ機会として提供しています。
2022(令和4)年度までに、わいわい文庫は延べ13,769か所に寄贈し、読書バリアフリー研究会は、全国で開催し、延べ4,057人にご参加いただきました。

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