お知らせ

東北の子ども達と東南アジアに贈る翻訳絵本作りをしました

子ども文庫助成事業に関するお知らせです。

伊藤忠記念財団は、7月6日と13日に「東南アジアへ絵本を贈ろうin東北」を実施しました。
これは、日本語で書かれた文章の上に、現地語に翻訳された文章のシールを貼り、「現地語に翻訳した絵本」を作り東南アジアの子どもたちに届ける活動を、東北で大震災の被害に遭った地域の子ども達と共に行うものです。

6日は「仙台市東四郎丸児童館(宮城県仙台市)」、13日は「柿の木文庫(福島県白河市)」という現地で子ども読書活動をおこなっている皆様にご協力頂き、実施することができました。仙台では50名、白河では30名が参加しました。
両日ともカンボジア向けの絵本で、子どもたちはクメール語で書かれた文字シールを台紙から切り取り、丁寧に日本語の上に貼って行きました。また事前にカンボジアについて調べてきて発表したり、使う絵本を読み聞かせする等、国際理解や絵本そのものに触れる時間も設けました。

伊藤忠商事で毎週木曜日にこの絵本活動を行っている「社員ボランティア」の有志5名が助言役として参加し、東北の
子どもたちと触れ合いながら「みんな上手に作ってくれてありがとう」と感謝の気持ちを伝えてくれていました。皆さん、お疲れさまでした。

この活動を通じて、東日本大震災で被害を受け、様々な支援を受け続けている子どもたちが「今度は感謝される側に立ち、自信をもって前を向いて歩くきっかけになれば」と願っています。
(写真左、中=仙台  右=白河)

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