電子図書普及事業・読書バリアフリー研究会

2020年10月17日(土) 国立国会図書館国際子ども図書館

特別研修「読書のバリアフリーをすすめるために」

障害があるために、紙の本では読むことが難しい子どもたちが大勢います。そのような子どもたちへの読書支援を目的に、点字、録音等さまざまな資料が作成されていますが、読書環境の整備はまだ充分とはいえません。

特別支援教育を受ける子どもたちは年々増加しており、電子図書などの支援媒体の充実とともに、障害のある子どもたちへ読む楽しさを提供できる人材の養成が求められています。そこで、読むための障害を解消するさまざまなバリアフリー資料の紹介を中心に、障害の特徴とそれにあった支援方法について学ぶことを目的として、本研修会を実施します。

さまざまな理由で、これまで読書を諦めていた子どもたちに読書の喜びを届けるため、ぜひこの研修会をご活用下さい。

主催:公益財団法人 伊藤忠記念財団
共催:国立国会図書館 国際子ども図書館
後援:文部科学省、公益社団法人 全国学校図書館協議会

日程・会場

開催日時:2020年10月17日(土) 午後12時30分~午後4時30分(開場:12時00分)
開催会場:国立国会図書館 国際子ども図書館 アーチ棟1階 研修室1(台東区上野公園12-49)

国際子ども図書館 公式サイト

新型コロナウイルスの感染状況によっては、中止や内容の変更・短縮をする場合もあります。
当日はマスクをご着用下さい。入口で検温を致します。37.5度以上の方は入館できません。
申込後にキャンセルをされる場合は、早めにご連絡をお願い致します。

講座内容

  • 12:30~12:40

    開講式・主催、共催者あいさつ

  • 12:40~13:00

    Ⅰ.国際子ども図書館が所蔵する障害者向け資料とその提供について

    【国立国会図書館国際子ども図書館職員】

  • 13:10~14:00

    Ⅱ.読書バリアフリー法 開始より1年

    ~法の精神と第1次基本計画 徹底解説~

    【筑波大学附属 視覚特別支援学校 教諭 宇野和博 先生】

  • 14:10~15:00

    Ⅲ.やさしく読める本を届ける

    ~知的障害がある方の読書ニーズと支援プログラム例~

    【新潟リハビリテーション大学大学院 リハビリテーション研究科 教授 藤澤和子 先生】

  • 15:10~16:00

    Ⅳ.一人ひとりにあった読書スタイルを提供する

    ~わいわい文庫の校内周知と活用の実際~

    【横浜市立上菅田特別支援学校 教諭 岩﨑有美 先生】

  • 16:00~16:30

    伊藤忠記念財団の目指す活動

    【伊藤忠記念財団電子図書普及事業部】

対象

学校教職員、図書館職員、医療関係者、障害のあるお子さんのいるご家族、その他この事業に興味や関心のある方。(原則として18歳以上)

定員

50名(申し込み先着順 締切:9月30日(水))

受講料

無料

イベント概要PDF

このイベントの概要をまとめたPDFを下記よりダウンロードできます。
印刷等にご利用ください。

特別研修「読書のバリアフリーをすすめるために」概要

問合わせ&申し込み

(必ず事前にお申し込み下さい)

申込は、Eメールのみで受付します。


  1. 参加会場
  2. 参加者氏名
  3. 住所
  4. 電話番号、Eメール
  5. 所属(ある方のみ)
  6. 当日の緊急連絡先

をお知らせ下さい。

受講に当たり、支援の希望がありましたらご相談ください。
申込者には、受講票を返送します。当日持参して下さい。

お申込みにあたりお知らせ頂いた個人情報は、本研究会の運営、および事業案内の送付にのみ利用いたします。

伊藤忠記念財団 電子図書普及事業部

〒107-0061 東京都港区北青山2-5-1
TEL:03-3497-2652
mail:bf-book@itc-zaidan.or.jp

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